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枕草子のたくらみ 「春はあけぼの」に秘められた思い (選書957) [ 山本淳子 ]
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「春はあけぼの」に秘められた思い 選書957 山本淳子 朝日新聞出版マクラノソウシノタクラミ カリ ヤマモトジュンコ 発行年月:2017年04月10日 予約締切日:2017年04月06日 サイズ:全集・双書 ISBN:9784022630575 山本淳子(ヤマモトジュンコ) 1960年、金沢市生まれ。平安文学研究者。京都大学文学部卒業。石川県立高校教諭などを経て、99年、京都大学大学院人間・環境学研究科修了、博士号取得(人間・環境学)。現在、京都学園大学人文学部歴史文化学科教授。2007年、『源氏物語の時代』(朝日選書)で第29回サントリー学芸賞受賞。15年、『平安人の心で「源氏物語」を読む』(朝日選書)で第3回古代歴史文化賞優秀作品賞受賞。各メディアで平安文学を解説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 清少納言の企て/春は、あけぼの/新風・定子との出会い/笛は/貴公子伊周/季節に寄せる思い/変転/女房という生き方/政変の中で/人生の真実〔ほか〕 平安に暮らす女房の視線で、その日常を明るく軽やかに描いた随筆として有名な『枕草子』。だが、作者・清少納言の執筆の真意は“お仕えする中宮定子の御ため”その一点にこそあった。生前は定子の心を慰めるために、死後にはその鎮魂のために思いを込めてー。定子の死後、その敵方であった藤原道長の権勢極まる世で、『枕草子』は潰されることなく、平安社会に流布した。果たしてこの事実は何を意味するのか。『枕草子』が平安社会を生き延びるために、清少納言が駆使した戦略とは?冒頭「春はあけぼの」に込められた、真実の思いとは?『枕草子』のまったく新しい扉が、ここに開かれる。 本 小説・エッセイ その他 人文・思想・社会 文学 その他 >>詳細を見る