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「山月記」はなぜ国民教材となったのか [ 佐野幹 ]
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佐野幹 大修館書店発行年月:2013年07月31日 ページ数:311p サイズ:単行本 ISBN:9784469222326 佐野幹(サノミキ) 1976年、神奈川県横浜市に生まれる。立命館大学文学部文学科卒。高校教諭を経たのち、横浜国立大学大学院教育学研究科修了。釜石高等学校教諭を経て、現在、岩手県立一関第二高等学校教諭、東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)在籍。全国大学国語教育学会、長編の会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 小説「山月記」の掲載/第2章 教材「山月記」の誕生/第3章 「山月記」の授業ー増淵恒吉の「山月記報告」を読む/第4章 「現代国語」と「山月記」ー主題・作者の意図への読解指導/第5章 国民教材「山月記」の誕生ー切り捨てるものと追究し続けるもの/第6章 「山月記」の音声言語とナショナリズム/終章 問題解決の糸口 「李徴=人間性欠如説」はいつ、なぜ広まったのか?高校教科書の最高掲載回数を誇る中島敦「山月記」が、「国民教材」の地位を獲得していくまでの秘められたドラマを解き明かしつつ、現在の国語教育が抱える問題を鮮やかにあぶり出す。付録として「学習の手引き」調査結果、主題一覧、授業実践のヒント20選を収録。 本 人文・思想・社会 教育・福祉 教育 >>詳細を見る