アメリカは忘れない 記憶のなかのパールハーバー [
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記憶のなかのパールハーバー エミリー・S.ローゼンバーグ 飯倉章 法政大学出版局アメリカ ワ ワスレナイ ローゼンバーグ,エミリー・S. イイクラ,アキラ 発行年月:2007年02月 ページ数:332p サイズ:単行本 ISBN:9784588366048 ローゼンバーグ,エミリー・S.(Rosenberg,Emily S.)(ローゼンバーグ,エミリーS.) マカレスター大学教授を経て、現在はカリフォルニア大学アーヴァイン校歴史学科教授を務めている。20世紀アメリカの歴史を、国際関係、社会史、文化史、ジェンダー、人種、歴史的記憶といった多様な切り口から分析している。また、アメリカの対外関係史研究者の学会であるSociety for Historians of American Foreign Relationsの会長を務めるなど、アメリカ史の学会でも活躍している 飯倉章(イイクラアキラ) 1956年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。国際大学大学院修士課程修了(国際関係学修士)。城西国際大学人文学部教授。近現代の日米・日欧関係史や政策決定論を専門としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 パールハーバーの意味づけー攻撃後五〇年間(恥知らずな蛮行ーアメリカの結束と力の再活性化/裏口参戦の策謀ーフランクリン・ローズヴェルト政権への異議申し立て/人種表象と日米関係/犠牲の記念)/第2部 一九九一年以降のパールハーバの復活(二国間関係ーパールハーバー半世紀記念日と謝罪論争/回想ブームと「もっとも偉大な世代」/キンメルの名誉回復運動、歴史戦争、そして共和党の復活/日系アメリカ人ーアイデンティティと記憶文化/スペクタクルな歴史/恥知らずな蛮行の日ー二〇〇一年九月一一日) 真珠湾攻撃がおこなわれた1941年12月7日は、アメリカ人にとって「恥知らずな蛮行で、いつまでも記憶されるであろう日付」となった。そして現在に至るまで、出版物、ニュース、映画、テレビ、インターネット、博物館においてことあるごとに繰り返される「パールハーバー」という言葉は、ひとつの隠喩として作用しつづけている。本書は、近年の歴史学で議論されている“記憶/歴史的記憶”の概念を用いながら、現代メディアを介して操作された聖像としてのパールハーバーがいかなるストーリーとイメージを生み、それをめぐってどのような論争が繰り広げられてきたのかを9.11テロ後の世界までたどり、多角的な視点からアメリカの歴史と文化を読み解く。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史

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